代表の藤中です。

10月に入り、朝晩も少しずつ涼しくなってきました。弊社としましては、10月からは年度下期に入り春先まではかなり忙しい季節となります。朝早くから現場に出る社員も増え、社内の様子も少し寂しさを感じるようになりました。

上期を振り返って

2023年度は、弊社にとって山場とも言える大きな工事を抱えながらのスタートでした。今まで経験したことのない工事を受注させていただく中で、手探りでいろんな情報を集めながらお客様と一緒に工事を進めてきた経験は、工事に関わった社員にとっても大きな自信となり、貴重な経験として蓄積されるでしょう。その社員ひとりひとりの毎日の頑張りのおかげで、未経験の大きな工事も無事に完了しお客様からも良い評価をいただけました。

主力事業であるライフライン事業以外でも新たなお客様とのつながりも増え、少しずつですが取引をさせていただいてます。新たな事業への展開は私自身も不安がたくさんありましたが、これもまた社員に助けられながら順調に進んでいる状況です。

（市内変電所設備更新工事の様子）

主な出来事

事業以外の出来事としては、高知県中小企業家同友会事業の一環として、県内高等学校の生徒さんを招き入れでインタビューシップを開催しました。インタビューシップはインターンシップと違い、生徒さんと弊社社員が直接コミュニケーションできる貴重な場です。

今回のインタビューシップでは二日間の日程の中で、作業現場の体験だけでなく一緒にランチを食べたり、学校の事や部活の事、今どきの生徒さんの仕事への思いなどを聞くことができました。また、二日目には生徒さんを交えて「マシュマロ・チャレンジ」に挑戦し、みんなで一緒にチームメイキングやコミュニケーションを学べる貴重な機会となりました。

社内会では、社員が実際に体験した熱中症体験報告を開催し、再発防止のためにどの様な対策を取っていくかなどが話しあわれました。その中で具体的な対策として、下記内容を決定し社内で取り組んでいきます。

• 熱中症発症の仕組みの理解
• 作業場所ごとのWBGT値の確認と周知
• 現場持ち出し用ジュースの準備
• 熱中症対策ウォッチ「カナリア」のテスト仕様

特に、熱中症対策ウォッチ「カナリア」の使用感はとても良く、危険アラームがなることで即時休憩して水分を取れることは、熱中症防止に大きな効果があると感じました。今回は10個での試験運用でしたが、来年の夏は全社員に支給し、熱中症対策に役立てたいと思っています。

下期にむけて

10月から下期工事もスタートし、かなり忙しい毎日が続いています。これから春先にかけてかなり業務が立て込んで、現場も忙しい状況になってくることが予想されます。そのような状況においても、社員全員の共通認識として「安全最優先」を周知し、無事故無災害で年度末を迎えられるよう社内でも安全活動に取り組んでいきます。